サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?入居条件と費用のしくみ
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この記事のポイント
- サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは、ケアの専門家による安否確認と生活相談のサービスがついた、高齢者向けのバリアフリーの賃貸住宅です。
- 入れるのは、60歳以上の方か、要介護・要支援の認定を受けている方です。配偶者などと一緒に入ることもできます。
- 部屋は原則25㎡以上で、外出や来客など、ふだんどおりの暮らしができます。介護が必要になったら、外部の介護サービスを自分で契約して使うのが基本です。
- 費用は、家賃・共益費・サービス費に、食事や介護サービスの費用が加わります。住宅ごとに大きく違うので、見積もりを比べましょう。
サービス付き高齢者向け住宅(サービスつきこうれいしゃむけじゅうたく、略してサ高住・さこうじゅう)とは、ケアの専門家による安否確認と生活相談のサービスがついた、高齢者向けのバリアフリーの賃貸住宅です。60歳以上の方や、要介護・要支援の認定を受けている方が入れます。部屋は原則25㎡以上で、外出や来客なども自由な、ふだんどおりの暮らしができます。介護が必要になったときは、外部の介護サービスを自分で契約して使うのが基本です。
この記事では、サ高住の入居条件、費用のしくみ、選ぶときに確認したいことを説明します。
サ高住とは?
サ高住は、「高齢者住まい法」にもとづいて、都道府県や市などに登録された住宅です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| どんな住まいか | 高齢者向けのバリアフリーの賃貸住宅 |
| 必ずついているサービス | ケアの専門家による安否確認、生活相談 |
| 部屋の広さ | 原則25㎡以上。便所・洗面設備などがある |
| 契約 | 主に賃貸借の契約(普通建物賃貸借、終身建物賃貸借など) |
| 登録数(全国) | 8,337棟・29万1,498戸(2026年3月末時点) |
出典:サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム「制度について」、千葉市「サービス付き高齢者向け住宅」、国土交通省資料(2026年10月23日に確認)
都道府県や市によっては、独自の基準を設けていることもあります。
サ高住に入れる人
- 60歳以上の方
- 要介護・要支援の認定を受けている方(60歳未満でも可)
次の人と一緒に入ることもできます。
- 配偶者
- 60歳以上の親族
- 要介護・要支援の認定を受けている親族
- 介護をする人など、自治体が認める人
住宅によっては、「自立している方のみ」「要介護の方も可」など、独自の条件があります。
サ高住の費用のしくみ
サ高住の費用は、住宅ごとに大きく違います。主に次の費用がかかります。
| 費用 | 中身 | 備考 |
|---|---|---|
| 敷金など | 入るときに払う | 前払いの家賃がある場合は、返すルールと保全の措置が決められている |
| 家賃 | 毎月の部屋代 | 地域や広さで大きく違う |
| 共益費 | 共用部分の管理費など | |
| サービス費 | 安否確認・生活相談の費用 | |
| 食費 | 食事を頼む場合 | 自炊もできる住宅が多い |
| 介護サービス費 | 外部の介護サービスを使う場合 | 介護保険の自己負担(1〜3割) |
実際の金額は、住宅の資料や見学のときに、月々いくらになるかの見積もりを出してもらって比べましょう。介護が必要になったときの費用も、あわせて聞いておくと安心です。
サ高住のよいところ・気をつけたいところ
| よいところ | 気をつけたいところ |
|---|---|
| 自分の部屋があり、自由に暮らせる | 介護が重くなると、住み続けにくいことがある |
| 安否確認があり、一人暮らしより安心 | 介護サービスを別に契約すると、費用が高くなることがある |
| 賃貸なので、住み替えがしやすい | 住宅によって、サービスの中身や職員のいる時間が大きく違う |
見学のときに確認したいこと
- 職員がいる時間帯と、夜間に何かあったときの対応
- 介護が必要になったとき、どんなサービスを使えるか(併設の事業所はあるか)
- どのくらいの介護度まで住み続けられるか
- 月々の費用の総額と、介護サービスを使った場合の目安
- 契約の種類と、退去になる条件
ほかの施設との違いは、特別養護老人ホームとはや、老人ホームの種類と違いの記事もあわせてご覧ください。
困ったときの相談先
| 相談したいこと | 相談先 |
|---|---|
| 住まい選び、介護サービスのこと | 地域包括支援センター、担当のケアマネジャー |
| サ高住の登録内容 | 「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」で検索できる |
| 契約のトラブル | 消費者ホットライン(188) |
まとめ
- サ高住は、安否確認と生活相談のサービスがついた、高齢者向けのバリアフリーの賃貸住宅です。
- 60歳以上の方や、要介護・要支援の方が入れます。部屋は原則25㎡以上です。
- 介護は外部のサービスを契約して使うのが基本です。介護が重くなったときに住み続けられるか、確認しておきましょう。
- 費用は住宅ごとに大きく違います。見積もりを比べてから決めましょう。
見学には、ご家族と一緒に行くと、気づくことが増えて安心です。
よくある質問
サ高住には何歳から入れますか?
60歳以上の方、または要介護・要支援の認定を受けている方が入れます。配偶者や60歳以上の親族などと一緒に入ることもできます。住宅によって独自の条件がある場合もあるので、事業者に確認しましょう。
サ高住で介護は受けられますか?
必ずついているのは、安否確認と生活相談のサービスです。介護が必要になったら、訪問介護やデイサービスなどの外部の介護サービスを、自分で契約して使うのが基本です。介護サービスの事業所が併設されている住宅や、「特定施設」の指定を受けて介護も提供する住宅もあります。
サ高住と有料老人ホームの違いは何ですか?
サ高住は、主に賃貸借の契約で住む「住宅」で、自由度の高い暮らしができます。有料老人ホームは、食事や介護などのサービスと一体になった「施設」で、介護付きの場合はホームの職員から介護を受けられます。介護の必要度が高くなったときに住み続けられるかが、選ぶときの大きな違いです。
サ高住は全国にどのくらいありますか?
国土交通省の資料によると、2026年3月末時点で8,337棟、29万1,498戸が登録されています。
参考にした情報
制度や金額は変わることがあります。最新の情報は、各機関の公式サイトや窓口でご確認ください。
この記事の更新履歴
- 公開しました。
次に内容を見直す予定:2027年10月ごろ
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この記事を書いた人
年金・医療・介護の制度、詐欺の対策、終活、相続、お葬式とお墓について、厚生労働省・日本年金機構・警察庁・法務省・自治体などの公的な情報を確認しながら記事を作成しています。制度や数字は、定期的に見直して更新しています。